介護の現場に直面している人は、どうしたらいいかそう思っていることでしょう。
お父さんやお母さんが高齢になれば誰かが介護しなくてはいけません。
それをホームで見てもらうか?自宅で見るか?
金銭的なこともありますので、何をしなくてはいけないか、どんな注意点があるか基本的な事を知っておきましょう。
要介護認定って?
介護保険制度では要介護や要支援の認定を受けた高齢者が、
訪問介護や施設入所などの「介護保険サービス」を少ない自己負担で受けられる制度です。
介護度によりサービスの内容が違いますのでよく理解しましょう。
介護認定をして保険適用されれば、今の仕事を辞めなくていいかもしれません。
要支援1…ほとんど自分でできますが、部分的に手助けを必要とする。
要支援2…要支援1であり、心身の状態や思考・感情が安定していない人。
要介護度1…身の回りの世話に手助けが必要であるが、だいたい自分でできる。
要介護度2…身の回りの世話、全般に介助が必要、見守りが必要。
要介護度3…身の回りの世話は一人ではできない。食事や排泄など、第三者の援助が必要。
要介護度4…日常のほぼ全般ができない、常に援助が必要。
要介護度5…「寝たきり」であり、全てのことが自分でできない状態。
介護にかかる自己負担額の目安は
介護とお金
介護保険とは
介護を支援する目的で定められている制度が介護保険制度です。
要介護や要支援の認定を受けた高齢者が、
訪問介護や施設入所などの「介護保険サービス」を少ない自己負担で受けられるというもの。
厚生労働省ホームページより
介護サービスいろいろ
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介護用おむつ
介護用おむつというといやだなと思います。おむつという言葉だけで自尊心が傷ついて頑固におむつをつけるのを拒否します。
そうならない為にも自尊心を傷つけないでリハビリパンツやケアパンツなどと言うと自尊心を傷つけないでつけてもらえると思います。
汚してからでは遅いので、自覚のあるうちに納得した形でリハビリパンツをつけるといいと思います。
リハビリパンツをつけないで汚してしまつたら「ほうら、だから言ったじゃない」なんて言わないで、これから汚れないようにリハビリパンツをつけましょうね!と優しくいってください。
一度つけてしまえば、なんてことないことなのですが、大人になっておむつというイメージはとても恥ずかしいことなんです。
自分に置き換えて、体が不自由になっても頭がはっきりしていればおむつは屈辱以外の何物ではありませんね。
高齢になればなるほど排泄障害は避けられません。きちんと理解をさせてから使いましょう。
また、体に合わないパンツは、小さければ締め付ける原因となります。大きいと排泄物が漏れる原因となります。
使用する本人の排泄物の量などにより適切なものを選びましょう。
入浴介助
お風呂に入ることは体を綺麗にすることだけで無く、心身共にリラックスすることが大事なことです、お風呂に入れば血液の循環もよくなり肌も綺麗になり感染症を防ぎ肌のトラブルの解消にもつながります。
お風呂に入ることで気持ちがよくなりストレス解消や癒しの効果がうまれ気分転換にもなります。
それにより良い睡眠にもつながっていきます。睡眠が良く取れないと翌日の健康的な活動にも支障が出てしまいます。
このように入浴は楽しく生きていくためにも大切な時間となります。
介護されている人の為にいかに入浴を気持ちよくなってもらえるかは大事なことですね。
また介護者として入浴時に体の異常があるかの早期発見にもつながります。
床ずれの予防
寝たきりになると皮膚の一部が常に圧迫され硬くなってしまいます。
これは同じ体勢のままでいることにより皮膚の血流が低下し血流が止まってしまい皮膚が徐々に外側から死んでいくことです。
ただ硬くなるのであれば問題ないでしょうが、皮膚が死んでしまうと皮下組織が壊れてきます。
そしてその組織が傷口となり開いていきます。徐々に潰瘍が生じてきます。
放っておくと体の内部まで炎症が浸透してきます。
このようにならない為に、自分で身体を動かせる人は問題ないのですが。
寝たきりで自分で動かせない人は床ずれになってしまいます。
介護する人は定期的に体を動かしてあげて、床ずれしないように気をつけましょう。
床ずれが出来やすい部位は、かかとや肘、大転子部や仙骨部などですのでよく注意してみることが大事です。
排泄の介護
食べることは毎日の事、排泄も毎日の事、力がある時は自分でトイレに行き排泄することができますが、高齢になるとトイレで排泄することも大変になります。
自分でトイレに行っても、自分の体を支えることもできない人や安定した体制で排泄が出来ない人もたくさんいます。
座る時に捕まるものがあれば楽にできるのでトイレの内部には掴まることができるバーを設置し足りすることが大事です。
緊急の場合は呼出し用のボタンを設置しておくことも必要ですね。
また自分でトイレに行けない人には介護する必要があります。
高齢になるとトイレに行くこともできません、そのような場合には持ち運びができるトイレを使用する必要もあります。
この時は介護される人の自尊心を考慮してあげることが大事です。
簡易トイレなどを恥ずかしいと思う人や間に合わないで漏らしたりするような人には、介護用おむつを使用することも考えてあげたいところです。
着替えを介助
自分のことは自分でやってもらうのは介護の基本です。
着替えるという行為は、毎日私達は何気なく行っていますがが、高齢になると難しくなります。
自由に思った通りに手が動かない、指が動かないなんて当たり前ですが、かわいそうと思って手伝ってしまうのは逆効果です。
ゆっくりでも、時間がかかっても自分自身で行うことが、リハビリにもなっているんです。
これが自分でできなくなると自尊心が壊れることもあります。
やれることはやる、これがボケ防止にもなるし体の委縮防止にもなっているのです。
介助をしすぎてたり、安易に手伝ったりすると動かさない体はどんどん動かなくなります。
時間はかかりますがじっくりと見守ってあげてください。
口腔ケア
口腔も使わないと機能が低下します、唾液の分泌量が減ると口の中が乾燥します。
そうすると唾液による抗菌作用や洗浄効果も悪くなり感染症も引き起こします。
出来る範囲で口の中をケアしていきましょう。
家庭でできることは、歯ブラシや歯間ブラシで口の中をきれいにすることです。
日本人の死因の第三位である「肺炎」のうち、高齢者が起こしやすい肺炎の一つに「誤嚥性肺炎」があるそうです。
口の中を綺麗にしておくことで肺炎や感染性心膜炎などのリスクを軽減できるのでお口のケアをしていきましょう。
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